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富士総合火力演習

富士山の麓、陸上自衛隊の演習を見てきた

30日が一般公開日だそうで、その前に行われる予行演習だった

灼熱の空の下、最前列の地べたに座る

スタンドを含め埋め尽くす観客は1万人以上いるだろう

演習が始まるとその迫力は想像を遥かに超えていた

砲撃の波動が体を揺らし、耳を塞がなければ鼓膜が破けそうだ

戦闘機やヘリ、戦車、大砲、小銃から放たれる弾丸が火を吹く

敵地が煙を上げて燃え上がり、敵に見立てた板が炎に包まれる

破壊と殺戮、これが戦争なのか

今まで映画やテレビから理解していたものはなんだったのだろう

あまりの迫力に会場も静まり返る、言葉が出ない

長男が言った「なんで戦争なんてやるの?、やめればいいのに」

そう、戦争は愚かだ

しかし人類の歴史は戦争の歴史であることも事実

有事になれば自衛隊は国民を守るため敵を殺戮する軍隊に変わる

今回招待してくれた元自衛官の友人から教えてもらった

「汝、平和を望むなら戦争に備えよ」

古代ローマの軍事学者ヴェゲティウスの言葉だそうだ

備えることは理解できる、丸腰では外交も展開できない

しかし平和の為に武力を行使する事態に発展してしまったら

この恐ろしい火器による破壊と殺戮が繰り広げられるという事だ

演習が終わり煙は流れ、いつもの平和な風景が眼前に広がった

雲ひとつない真っ青な空に雄大な富士山

帰り際、出口にいた二十歳そこそこの精鋭に声をかけた

「ありがとうございました」 彼も全く同じ言葉を返してくれた

この若い兵士を死なせてはいけないし殺戮もさせてはならない

戦争は残虐で無慈悲で無意味な殺し合いだ

世界は一家、人類はみんな兄弟じゃないか

戦争に引導しようとする悪しき者達に目を光らせよう

世界平和、これからの時代決して不可能なことではないと思う

最後になるが、会場の設営から駐車場の案内まで

総力を挙げて開催に尽力してくれた隊員の皆さんに

感謝と敬意を表します

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